あいこら７＆葵DESTRUCTION!

あいこら 7 (少年サンデーコミックス)

「あいこら」の7巻のほうにとってもいい台詞があって感想書こうと思っていたのですが、部屋の本を片付けたら一緒にどこかに仕舞い込んでしまったらしくみつからない…（それは「片付けた」といえるのか…）。…ので、うろ覚えで書きますが…、展開的に正統派ラブコメ路線に移行するのかと思ったら、ところがどっこいラブとフェチ（趣味）は両立する、いや両立出来ない、いいやそもそも対等なんだー！　比べられないんだー！　「私と仕事、どっちが大事？」が愚問のようにー！　という、ラブコメでありつつも恋愛至上主義に反旗を翻す姿勢になっていて、とてもすてきだなと思いました。だって、フェチ要素を満たしていれば対象が男でもいいんだぜ？（重要）

葵DESTRUCTION! 井上和郎短編集

そんなこんなで「僕の中の『少年まんが』に対する既成概念を壊された」と作者が語る、どうみても美少女にしか見えない父（38）に息子や周囲が萌えまくるという（決して「ラブ」ではないところがポイントだとおもう）ハートフル・ホームコメディ『葵DESTRUCTION!』も単行本化が(やっと…！　やっと…！)されました。これでやっと「サンデー超」が捨てられる……。
以前、「おまえが井上和郎を好きなのが謎」と言われたことがあるのですが、昔から少年漫画の女装少年とか"オカマキャラ"とか最近で言えば「椿ナイトクラブ」とかに妙に心惹かれてしまう理由は自分でもいまいちよくわからないので…、井上和郎も多分同じカテゴリーで捕らえているとは思うのですが…正直よくわからないナアと改めて思いました（思考停止）。*1

*1:あと類似するものに関しては美少女にまぎれた男子キャラ数名に異様に反応する。女子高から共学へ変わった一期生男子萌え…とか（ピンポイント）