肉食獣のテーブルマナー

肉食獣のテーブルマナー (ドラコミックス 130)

短編集。表題作はとあるふたごの兄弟を中心としたお話。
内容的には所謂ふつうのBL漫画だとはおもうのですが、ああ、好みだと割り増しで面白いんだからしょうがない…。「絵」と「間」がとても好きです。
あ、あと個人的に「ふたご」というものにロマンを抱いているので、巷に溢れるふたごモノがかなり好きなのですが（ふたごはくっつかないのをゲンミツに推進）、「ふたご萌えツボ」は意外とみんな持ってるものではない、と、最近知りました。「わっかんないんだよねー」「わからないねー」「えーー！」っていう。
と、いうわけで個人的には双子な表題作一群がよかったです…が…。「ふたごモノ」は「ふたご」が生まれながら持っていると（妄想する）ある種の共感覚の喪失とか断絶とかそういうのに重きが置かれているとより良いです。その関係性が萌えです。この漫画はその点もちゃんと外さずに描いてくれていました。