RED GARDEN〜22話(最終話)

最終回を見た直後の、納得いかない気持ちでもやもやで漲っている時に書けばよかったのですが、二日くらい経ってみると、なんか雰囲気先行で色々ぶん投げたまま終わっちゃった感じだけど良かったかな……所々の青春映画的要素みたいなのは面白かったもんな……という気になりました。
ただメモとして少し。世界観の未整理(説明不足)は置いておいて、キャラの処理として納得いかなかったのはやはりレイチェルとケイトでした。レイチェルは……レイチェルの孤独は、結局虚勢で取り繕われたまま終わってしまい、せめて先生あたりが拾うのかと思ったら……そうでもなかった……という。本当、や、やるせねー! 可哀想だー! わー! という感じで個人的には終わってしまいました。そしてケイト…。ケイトはラスト付近の唐突な百合描写、暴言・口論等、なんだか後半になってキャラが迷走したまま終わってしまったという印象でした。そういえばアニメの人がかなり以前に、このアニメの良いところはプレスコ(音声を先に録音する方法?)で口論の場面などで臨場感たっぷり…と、言っていましたが、確かに口論や悲鳴やそういった場面の緊迫感は(特に物語の前半では)効果的に響いてきたものの、なにもこう、ラストでこれ見よがしにケイトがそんな口汚く言い争わなくてもーそのためには積み上げたものがちょっと足りないかもーという違和感(とともになんとも悲しい気持ち)はありました。緊迫感がある分、余計に唐突さが先立ったような。
何故か花が咲くのはちょっと面白かったですが。