ドラゴンシャドウスペル プレイ日記 2
- 出版社/メーカー: フライト・プラン
- 発売日: 2007/01/18
- メディア: Video Game
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いろいろ現実から目を背けつつ、「ドラゴンシャドウスペル」(音出るよ→http://dss-fp.jp/)もモソモソ続けているのですが、(知らなかったんですけど)脚本がBMの人なだけあります……ね*1。な、なんだろう…この物凄い愛すべき厨房スピリッツ溢れる妄想ほもゲー……。
(ブラックマトリクス2かなにかの記憶だけをもとにした超意訳→奴隷の男主人公が、「愛」を禁じられた世界で愛するご主人様(女)を選択する……ところからゲームが始まるはずが、選択画面で隠しコマンドを入れると男のご主人様が登場し、愛を貫きつつも、主人公とご主人様が崩壊した世界で「俺たちが最後の人間だね…(子作りできないから)」と佇む恐怖のゲーム)(あくまで脳内イメージです)
……いや、もう、久しぶりすぎます、この感覚。 萌える以前に色々アゴが落ちそうになります。
しかし、これでこそフライトプランの本領発揮。腐過ぎて各所で紛糾しているようですが、そんなことは知りません。ボブゲはやる気がしないけど、やりすぎな妄想撒き散らしゲーはやりたい! という人は是非手を出すといいとおもうよ! 萌えるかどうかはともかく、最近逆にこういうのなかったような!
業が深いですね、症例その1
「七つの大罪」のステージというのがあるのですが(この迸る厨スピリッツが…なんとも…)、その「嫉妬」のステージが凄い。お互いに嫌なところを言い合って、このゲームの特徴であるキャラ同士の連携攻撃が出来なくなったりするステージなのですが、女キャラが「あんた暗いのよ!」「胸無さ過ぎ!」と糾弾しあう中、男キャラは(画像参考しつつ)4人居るキャラ間で縦横無尽に台詞が飛び交います。
「実はずっと前からお前のことが好きだった…とか? フッ、冗談だ。本当にそうならとっくに行動に移している」
「フフ、ライカ、あの二人の熱い日を思い出したのですか?」
「そうか、分かったぞ! 俺にリードして欲しいって意味だな、ジェフティ! お兄ちゃんって呼んでもいいぞ?」
「可愛げがない」
「そういう憎まれ口を叩くキミが僕は可愛いと思うよ」
台詞抜き出しだとさっぱりわからないかもしれませんが、ゲーム中でもわりと唐突にこの台詞で慄きます。どこが「嫉妬」で、どこが悪口なのかわかりませんせんせい!
あと「色欲」のステージで、女キャラが悪魔みたいなのに憑かれて主人公を含む男たちを襲ってくるのですが、女キャラ側にショタキャラ(「くん」付けで呼ばれているから多分)(と思ったら、公式サイトはぼやかして書いてあるようだ…)(く、くそう)が混じっていたり、些細なことも見逃せません。
業が深いよ、症例その2
夜会話(サモンナイト)的な船の甲板会話がひどい。
どうもメインヒロインは画像にも貼ったライカという子のようなのですが(たぶんまちがってない)
6章で、主人公が、行方不明だった幼馴染に再会するのですが、幼馴染はいつの間にか寝返ったか何かしており、それに気づいたライカが主人公を尾行し助けるんですが、そのときの会話がひどい。
ライカ 「お前が そばに居たのに、銃弾をぶち込むような真似はしない」
主人公 「はぁ…そもそも尾行ってさぁ… お前は俺のストーカーかよ」
ライカ 「……」
主人公 「お、おい 妙な タイミングで黙り込むなよ」
(中略、今後はもっと気をつけるよ、と、主人公が言う流れ)
主人公 「今度からは一緒にいて疲れるなんて言わせないからなっ!」
ライカ 「がんばれ」
主人公 「うるさいな! そのはげましの言葉と共にチョコを差し出すのはやめろ!」
ライカ 「いらないのか?」
主人公 「欲しいし、もらうけど お前に渡されると何かムカツク!」
ライカ 「可愛くないな」
主人公 「可愛くなくて結構だ!」
な に こ れ
発売前は女キャラをかなりプッシュしていたじゃないですか、このゲーム。そりゃ、蓋を開けてみればこんなんだったら、確かに紛糾もしますよね……。
そういえば、システムとか戦闘についてさっぱり書いていませんが、ギミックがさっぱり飛べずにフィールドの「賢者の石」を拾えない私に、そういうのは聞いてもあまり意味がありません…。