退路

年末ということで、なんだか同窓会じみた用事が盛りだくさんなわけですが、先日、大学時代の友人だったけれども、もはや今になってしまえば参加するにも難易度の高いグループの飲み会がひとつありまして、それがどんなグループかと有り体に申し上げますと、現在は銀行やら商社やらなんとか士やら、だか知りませんがワタクシ個人的にはものまね士よりは青魔道士か風水士になりたいんだけどな、なんていう、そんな真っ当な高収入リーマン/OL集団でして、ええと、それに呼ばれましたので、気が重い部分はありつつも、人は蹲っていてはいかん、無理矢理にでも悲しくったってー苦しくったってー大海を見ねばいかんときがある……! とばかりに重い腰をずるずると引きずりながら参加してきました。ええと、もはや私は着の身着のままでは参上できない状態でして、二週間前くらいから若干心構えをしつつ、美容院に行ったりそれらしい服を揃えたり(私が就職してからよりオタクになってしまった上に、私の職種が半自由業な感じなのでゆるゆるゆるとしてしまったしっぺ返しが)(水は低いほうに流れる)していたのですが、そんなこんなで参った先で結局は「お前はよー、本当、しょーがないよなー、つうかどうなのよ? どうすんのよ? あーあーいつまでも学生気分でさーかわいそうにー」「かわいそーにー」「かわいそうにー」という扱いだったのでなんだか予想以上に打ちひしがれた。気を張りすぎていたらしく翌日18時間くらい寝た。多分呼ばれるのはあと二年が限度なんじゃないかナ…。そもそも女子連中がどこどこ結婚していく。ゴルフの話をされてもパンヤの話しかできないっつの。これがもともと密な友達じゃなかったら、にこにこ心の底から楽しく……これはほものネタなり〜てれりこてれりこ〜と話を聞くなりなんなりなんでもできると思うんですけど…。積み重ねというか先入観がいろいろと問題なのかもしれませんね。
そんなこんなで「一生友達だよ!」なんて言っても環境や事情が変わってしまえばなかなか難しくなるというのは何度か気まずい経験もございましたし、わかっていることではあるのですが、5年前くらいにはなんとか同じ範囲に収まっていた人間がこう、下方と上方に思いっきり力いっぱい分かれ道くねくねというのが、ね!(間違ってます) ダイナミックな体感というかダイナミックエッチティーエムエルっというか、ね……!(間違ってます)
つまり何が言いたいかといいますと、もうだめだー。いい加減、ひらきなおれー。