「『マリア様がみてる』放送直前!クリスマスイベント」に当たったので行ってきました。きっかけとしては女性のみのイベントということでスパイを送り込みたかったNO-FUTUREのサカイさんに乗せられた気がするのですが、すみません。結果的には人一倍楽しんで帰ってきました。きっかけ下さったサカイさんに感謝。わーいわーい。楽しかったよー。イベント会場からの帰り道で一人、「私、今後挨拶に『ごきげんよう』しか言えなくても耐えられる…!」と思いました。よくわかりません。…というわけで簡単ですがイベントレポートを。
場所は六本木の有名ホールの小ホール。チケットとリリアン女学園の校章ピンバッジを交換して中に入りました。私が着いたのは開演45分前だったのですが、半分くらい席が埋まっていてびっくり。ちなみに参加人数は260人くらいだったようです。そして会場のステージには譜面台と巨大なグランドピアノが。いかにもです。参加層は、事前にはすごいオタクの会か、それとも中高生ばかりの会か、…というものを想像していたのですが、ふたを開けてみれば予想以上に普通ぽいの二十代くらいの女性が多いなあという印象でした。コバルト文庫って意外と普通の人が読んでいるんですね(失礼です)。親子連れも何組か。リリアンコスは確認しただけで一名。逆に肩身が狭そうでした。
そんなこんなでイベント開始。ホールが暗くなって、唐突にピアニストが出てきて、ピアノをひきはじめました。説明も無いままそのまま5分ほど経過。曲が終り、ピアニストが出て行って、司会の人が出てきて「皆様、ごきげんよう」と挨拶した一連の流れは、あまりの演出に内心一人大笑い。このままの調子だったら(なんとなく)痛いというか辛いなあ、と危惧を抱きました。
その後の流れとしては、原作者、アニメ監督、声優さんのトークショー→テーマ曲、OP曲、ED曲のコンサート(弦とサックスとピアノ)→再びトーク→アニメ上映……でした。別になんてこと無い流れなんですが、最初に抱いた危惧感も忘れ、どんどん馴染んで楽しくなっていた自分が怖い。なんというか、ミニコンサートがやばかった。妙に自分の中でマリみて気分が盛り上がってしまいました。
最後に簡単にアニメの感想を。アニメの1話の流れとしては、祥子が祐巳を「妹とすることを宣言いたします」からスタートし、それからOP。その後の本編は冒頭のシーンから時間を巻き戻して、そのきっかけとなった祥子と祐巳の出会いのシーンではじまりました。そこから学園を紹介しつつ祐巳と蔦子が薔薇の館に祥子を訪ねるまで……と。そして二人が祥子がなにやら騒いでいる会議中のドアを開けたところでまた場面が切れて、次のシーンは飛んで容子と聖が「祥子の主張をお認めになるの?」「認める認めないという結論は、もう少し先でないと出せないんじゃない?」と喋っている場面でアニメ自体は終りでした。なんというか、ちと知らない人が見ると厳しい構成かなあ…と。(説明下手ですみません)でもどうも短い気がしたのでコレが本当に来年流す第一回目なのかはあやしいところかなあ、とも。それから、どういう風な表現になるのか気になっていた「紅薔薇さま」やら「白薔薇さま」やらでしたが、すごい勢いでキャラクターたちは「ロサ・ギガンティア」とか「ロサ・キネンシス・アン・ブゥトン」と連呼していました。すごい。絵は第一回目ということもあり綺麗でした。少し動きが少ないかなあという気もしましたが。第一回目はまったくコメディっぽい演出はなく、全体的に耽美な感じ。……あと、見ている間、ずーっと、「どっかで見た、この絵、どっかで見たこのアニメ絵!」と思っていたのですが、家に帰ってきてキャラクターデザインの人の名前をみてやっと思い出しました。キャラが「ゲット・バッカーズ」アニメと同じ絵だ……!(驚愕)
そんな感じで楽しく帰ってきました。なんか上手い具合に「薔薇様、すてきー。リリアンうらやましいなあ」というわけのわからない気分になってしまったのは、演出過多具合と、女性ばかりのどこか女子高ぽい雰囲気も多少あるイベントだったというのもあるかもしれません。
途中でかなり端折りましたが、他に何か知りたい情報がある方はコメント欄に書くなりメールするなりどうぞ。というかイベントレポートってこんなのでいいのでしょうか…。

「『マリア様がみてる』放送直前!クリスマスイベント」に当たったので行ってきました。きっかけとしては女性のみのイベントということでスパイを送り込みたかった