天元突破グレンラガン #08

(盛大に本編のネタバレをしております。まだの方は回避お願いします)
何にしろ8話で視聴テンションが完全に戻って参りました。
以下ネタバレしつつの、かなりのぐだぐだの妄想感想です。



1、2話では大丈夫だろう!と高をくくっていた部分があったのですが*1、4話あたりからあまりにみんなが「カミナ」「カミナ」でシモンが放置気味だったので、こりゃわりと早めに来るなー…と覚悟は決めていたのですが……それでも早いっす……よ……あーーー。8話のAパートはそのあからさまな死亡フラグやめて死亡フラグという感じでもうだめかと思ったのですが、兄貴戻ってきたーーーわーーーって……思ったらもう一度落とされたーーー。わーーー。
(説明できてないので仕切りなおし)
それにしても、8話は「こ、これはすばらしい……」とワナワナすればいいのか(するくらい面白かったのは確かなのですが)、ぼんやりと虚空を見つめながら絶望すればいいのか が ほんと わ か らない…。あーー面白かったですが胸にぽっかり穴があいたよう……です……。予想していたものの、この先をどう転がしていくのがが物語全体の鍵になると思いつつ、数週、観ているのきつそうです……。

カミナはこう、シモンに対して(もちろん皆に対しても)無理をしていた部分がかなりあったんだな……というのが、今はすこしもの哀しく思います(でもそこが良いところでもあったのですけれど)。7話の「いまのカミナはただ無茶しているだけ」というようなヨーコの危惧は、言葉にすると唐突に思えたけれども、2話で寄り添って眠るシモンとカミナの二人に取れるように、カミナが憧れていた父の死の影に怖気づいていたように、いかに「前へ!上へ!」と思っていたとしても、ひとりで無茶しながら誰かを引っ張っていくのは難しいですよね……。それでも盲目に自分を慕うみんなのために、そしてそれに支えられながら、(自覚&無自覚的に)頑張ったんですよね……。
わりとこれまで作中で、カミナがシモンを気に掛けるシーンは多くても、シモン→カミナのラインは単調というか、感情という意味では見えない部分もあったけれど、今後、逆に、兄貴という存在が本当の意味で対等になっていくのでしようか。そしてシモンは、そんな兄貴を支えられなかった自分を思うのかな。葛藤あるかな。というかそうじゃないとこ ま る よ……*2。ああ、観返すと「俺が信じるお前を信じろ」の言葉が「お前を信じるお前を信じろ」に変わって行く様は何度観ても切ないです。
もちろん、「シモンが兄貴を超克していく姿」というのが、このアニメの1話、2話見たときに「観たい物語」だったのは確かなんですが、実際提示されるとつらい……な……。
そんなこんなで、真面目に考えているとしんどくなったのでいろいろ妄想に逃げつつ、第1話冒頭のでっかいシモンのそばに居た獣人っぽい人は、兄貴に似ていたからシモンに見初められてうんぬん…(以下略)ってところまで気分を盛り上げるための愉快な妄想が広がった。っていうかあれは、記憶を失って生まれ変わった兄貴だったらどうしよう……!(もうそう)
うおー、えらい同人サイトに書いていたような妄想日記になってしまいましたがどうしようこれ、すみませんご勘弁お願いします。本当ぐだぐだになってしまった。

*1:id:reri:20070409:p1

*2:単純な同調+同化ベクトルでは進まないで欲しいー