厨設定の本がすきです

先日、本屋でお友達に「……厨設定、好きだよね……」としみじみ言われ、その時に手に持っていた、吸血鬼や狼男などの種族が集う学院に通う魔女と人間のハーフの主人公がうんたらかんたらというライトノベルだかBLだかを思わず棚に戻した小心者の私ですが、あれなんですね、わりと最近気づいたのですが、皆様、わりと厨の心をちゃんとお忘れになれているのね……。何故でしょうか、私、いまも、厨設定が、だいすきだ、よ……! 全寮制も吸血鬼も退魔も誕生日までに婚約者を見つけなきゃいけない少年も陰陽師も祓いの力を持つフランス人貴族も大好きだ……! 
しかし、折々にそのような本をふらふらとレジに持って行くものの、無駄に年くって下手な知恵ばかりつけたせいか、それらの話は加齢の心には響いて来ず、「またダメだったか……」としくしく空しく古本屋に持って行く回数と言ったら…。少なくとも月に一回はやってるんじゃないのか。
これはあれです。ファーストフード…食べたいけど…、食べると胃がもたれるんだよね……に近い。悲しい。加速をつけて遠ざかる何かに、全くもって己の精神の成熟が追いついてないのが一番悲しい。
厨設定 - Wikipedia