天元突破グレンラガン #02

いろいろとグレンラガンに持っていかれました。なんだこれ、面白いぞ。
こんなに頭からカミナも掘り下げるんですねえ。地上を怖がるシモンに対して、それを引っ張るように地上に希望いっぱいのカミナ…っていう構図にし続けたほうがお話としては楽だと思うのに。しかし、カミナ自身、地上も、戦いも、そして死をも恐れる気持ちがあった、とする2話*1。寄り添って眠る二人がそんな新しい世界への恐れをも表しているような。兄貴が引っ張っているだけのようで、目線は同じ。これがよい。

シモンはまだ物足りないですが、兄貴はキャラ造形が素敵すぎる。本当に正しく「兄貴」で、ひたすらな「俺が俺が」ではなく、口上は煩いけど語りは少なく、こう、要所要所でちゃんとシモンを立てるのがとても良いんだ…そこが良いんだ……。良い嫁になるよ……(嫁?)
そんなこんなで、2話で垣間見れたカミナの恐れと、シモンの怒りが、1話冒頭の逆転? 下克上? とも取れる"でっかいシモン"に繋がって行くのかと思うとめちゃくちゃ興奮するのですけど……(先走りすぎ)(下克上大好きだ…)(あ、でも兄貴死亡フラグとも取れるのはいやだ…)

ええと、まあ、じーーーっと見つめても1話冒頭の敬語男が兄貴なのかどうかはかなり物凄く怪しいので、かすかな望みという名の希望的観測に留めておくとしても、どう転んでも"でっかいシモン"の地点にたどり着くまでのことを考えると、わりとゴロゴロと転がっていけます。
がんばっても、本編のお話等々はだれるんでしょうけど…!  がんばって…!
あと、見ている間は「ヨーコ! ヨーコ!」と言っているのに感想書くとまったく出てこないのはどうしたことでしょう。

*1:その振り切り方が物凄く痛快で格好良かったのですけど! あ、あと、あまり早く掘り下げられると死亡フラグのようで怖い…ので、希望とともにこういう書き方。