ミュージカル「BLEACH - The Dark of the Bleeding Moon.」

ちょっと前になりますが、ブリミュを観てきました。再炎に続いて二回目です。
私が、この手のアニミュなミュージカルを観るきっかけになったブリーチミュージカルなんですが、改めて(カーテンコールというかショー部分を除けば)「まっとうにかっこよく! まっとうにおもしろく!」が目指すところなんだなー…と思ったり。(そして、それを思うと、テニミュのわけわかんなさが際立ちますね……)
以下一応ネタバレです。
前回も話の途中で終わっていたので、今回も「続く!」になることは予想できたのかもしれませんが、ものすごいところで終わったのでびっくりしました。「ヒキが強いーー?」ってなりました。本編にあと15分あれば……それなりにひと段落するような気もしたのですが……。(でもショーは減らさないで欲しいのですが!) 
途中で終わってしまったことも含め、正直、筋を追ってしまうとちょこちょこ気になる部分はありました。もう少しギンにケレンが欲しかったというか、ルキアとギンの会話などうまく作用させればもっと面白いんじゃないかな〜と思ったことや、言い回しなど原作に忠実なので細かなエピソードが多くダイジェスト的な印象が強かったり…などなど……。前回よりも歌が減ってしまいましたし……。けれど、よく動く舞台装置とか(双殛の部分なども「すげー!」ってなりました)、「卍解、こうきたかー!」とか単純に観ていて楽しかったし、あのありえない二次元キャラクターが再現されているというのは、やっぱりそれだけで面白いですね。個人的には花太郎とイズルが可愛すぎて出てくるたびに椅子の上でモゾモゾしていました。特に花太郎。なんだあの可愛いの。
……と、本編は観ながら割と真面目にいろいろ考えていたのですが、幕後のショーでいろいろ吹っ飛びました。なぜかキャラクターの歌と踊りのショーが30分もある! もはやカーテンコールじゃない! 二部構成! この時間使えば、本編のあれこれ一区切りつくのでは……と思ったけど何も言えません、面白いから……! 真面目な演技で「お話」を作っていた登場人物たちが、"キャラ"そのものになる瞬間というか……。この独特なパロディ感は真面目な本編があってこそですよね。そしてこの部分こそが二次元(手か届かない”架空の”お話)でも三次元(生身の役者さん)でもない、2.5次元(異次元ポケット?)の現出の瞬間なんだろうなあ…と、バカなことを思ったりしました。(そしてテニスはなぜか真面目にしていても2.5次元) そして私は、この感覚を求めてこの手のミュをみているんだなあ…と、気づいてみたり。
歌自体は「乱菊・ギン・雛森日番谷の紅殻格子な演歌」(べんがらごうしとか10年ぶりくらいに単語を聞いたよ…)(これがすごく面白かったです) と、「イズルと花太郎を11番隊が男にしてやるの歌」(無駄な腕立て伏せとか最高!)(腕立て好きなのか…?)(@てにみゅ)が面白かったです!(それにしてもイズルと花太郎ってなんて素敵な組み合わせなんだ)

次は

テのほうの26日名古屋です………(いそいそと新幹線とったよ)(いつもは何事にも腰が重いのにな!)