吟遊黙示録マイネリーベ -wieder- 第3話「勝者」

シュトラール候補生再編のための試験が進められる中、オルフェは前校長の行方を探るため国王に謁見を求めるが……という第3話。
ウィーダは割と主軸となるストーリーが強いですね。前作のように主要キャラが持ち回りでメインを担当する回、みたいなのはあんまり無さそう…。
さて、そんな3話ですが、3話はなんと言っても、2話では感想書くのを寸でのところで堪えたルーイとナオジの会話がー(対戦がー)あついー。なんじゃこりゃー。

「かまわない……。ナオジの得意な型で来い…」
「こんなものではないだろう、お前のすべてを私にみせてみろ…、ナオジ」
「やはり、お前の剣は美しい。思わず見とれるほどにな…」
「ルーイ…」

わあ。台詞抜き出したらなんだか大変なことになりましたことをお詫び申し上げます。
さて置き、更に今後の個人的観賞のポイントとしては、オバちゃんのような髪型した新キャラがナオジに向かって言い放った、

「それにしても、わからないですねぇ…。君はなぜ、シュトラールになりたいのです? この国に忠誠を誓うつもりはないのでしょう?」

という言葉がでしょうか…。2話からの引き続きにはなりますが、ナオジが日本とクーヘン王国板挟みになるこの伏線(っぽいの)は良いですね。今のところルーイがいまいち本筋に絡んできてないのが物足りないのですが、このナオジ関係のエピソードからメインに絡んでくるのかな。しかし個人的に、国家と個人のどちらに忠誠を誓うかで板挟みになるとか、心の底から本当にだいすき……! あついー!(うっかり行間で原稿用紙50枚分くらいは妄想をついやしてしまいそうに)最終的にナオジがクーヘン王国をすてて日本に戻っちゃうとしても、それはそれでものすごくロマン!*1

今回の突っ込みどころ

・カミユはあちこちでフラグ立てすぎだー!! 今回は前回に引き続きエルムント(さらにフラグ)(暗雲伏線?)(ほのぼのに見えて鬼畜ルート?)と、ジェラルド先生(手がー)。やりやがる。ええと、でも、なんだかウィーダではキャラの組み合わせがなんだかはっきり決まってしまっているので、外部にフラグを求めるのはおばちゃん的には良い心がけだと思いました。(お友達がウィーダになってカミユに萌え出した…と言っていたのをメモ)
・前作で、前校長に国王が会いに来たシーンで、「元彼? 元彼?」と笑いながら言ってたんですけど、本当だった…(「私も彼を失くしたくないと思っている……」)(いや…半分冗談です…)
・真剣に唱えよう校長ヒロイン説
・オルフェも「校長の安否>>>>>>シュトラール」
・しかし国王は本当、良い触角をお持ちで。

今回の燃えどころ

エドとオルフェがぎりぎり試験に間に合って、息を乱しもせず「遅れました…申し訳ありません」と教室に入るシーンはやっぱりすてきでした。

今回の萌えどころ

・前作ではひたすらキモかっ(ryなベルーゼがいいよーいいよー。最後の3分でジタバタしました。ヴェルナーがかざした手をすっとベルーゼが避けるシーンが良い。やっぱりヴェルナー新校長は前作ラストでベルーゼがちらっと言っていたあの人なんでしょうねー!

「罪滅ぼしのつもりですか…? いまさら…遅すぎる…」
「それでも私は、こうするしかないのだ……ベルーゼ……」

すてき!
しかしマイネほど3点リーダーが似合うアニメもないね!

*1:id:doofrats:20060131#p2 (マイネ進行、ものすごく楽しみにさせていただいています。)