ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン

ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン (通常版) [DVD]

FF7ACは幻想水滸伝のSRPGのラプソディアを買うし、見送ろう！　うわ、遥かなる時空（ｒｙ３の十六夜記も22日に出るじゃないか！　ますますやめよう！　絶対買わない！　と、内心とっても心に決めておりまして……、その上、何気なく観たCD屋ゲーム屋などなど4件くらいすべて品切れだったので…、うん…、やっぱり買うべきじゃないんだよ、買うべきじゃなかったんだ！　やったー！　と、思っていたのですが、なぜか最後の最後に何気なく覗いた近所のTSUTAYAに二本だけ残っていて……。気がついたら無意識にレジでお会計を済ませて大事に袋を抱えた後だったんだ……。この意志の弱いオタクめっ…メッ！（頭抱え）
というわけで観ました。本編は思ってたよりかなり面白かったです。面白かった、面白かった。うん、買ってすごくよかったです。エアリスが……っ、ザックスが……っ　きゃー。ザックスー！（当時はザックスが好きだった）（なー）　あと、ええと、かつてプレイした当時はセフィロスは「何考えてるのか全然わからないヨ」というとても純真な理由でさほど興味がなかったのですが、今見ると本当にすごい良い基地外ですね（しみじみと） これは素晴らしい。
映像は、最初、人物の強烈なマネキン感となんともいえない微妙なアニメっぽさが辛かったのですが（特にアニメっぽい声に強烈な違和感があって、普通の俳優さんとかでやって欲しかった…！と歯がゆい感じを覚えましたが）（途中から声萌えしだした）（オタク…）、あとはアクションが凄すぎて何が起きているのかよくわからず、ぼんやり「動体視力鍛えなきゃなあ」と悲しく眺めていたりもしましたが、慣れてきた後半からはどれも気にならなくなりましたし、こういう映像のジャンルのものとして純粋に興味深く拝見しました。「FF7」とはまた別次元の物のような気もしますが……。FF7自体がいろいろな要素をいっぱい詰め込んだ作品だったと思うので、こういう試みも面白いなあ、と個人的には思います。
以下ネタバレ（どうしようもないことばかり書いてあります）
ザックス好きでエアリス派なので、とても素敵なストーリー展開でした（しかもエアリスがママなのは大賛成だ！）。けれど「シーン」としては「セフィロスになっちゃったーー」っていう一連のシーンが一番好きです。特に「思い出にはならないさ」なセリフで心の琴線がかき鳴らされたので床をゴロゴロ転がりました。うわあ、これいいなあ。いいなあ。クラウドとセフィロスの関係は萌えツボではなかったのですが、この感じはいいね。最後にどうしても残ってしまった妄執っぽい雰囲気がね。それはもう、プレゼントするものも真剣に考えちゃうよね。すごくいいね。いいもの見たね。
そして、ものすごくどうでもいい個人的なことなのですが、ラストのザックスとエアリスのシーンを泣きそうになりながら観ていたそんな最後に、クラウド（櫻井声）が「ひとりじゃない……」と呟くのですよ……素敵なクライマックスですよ……、しかしそれがアニメ、「吟遊黙示録マイネリーベ」の予告での毎回のオルフェ（櫻井声）の決め台詞「今のおまえは…、ひとりじゃない！」（オルフェさまー）と同じ調子だったので、思わず思いっきり吹いてしまいました。大爆笑……。さらに笑いが収まらないままEDが氷室京介に突入したのでなぜかまた大爆笑……。自分でもちょっと自分が哀れな生き物だなと思いました…。
それにしてもコンピレーション・オブ・FF７のコーナーを観ていると、まさか…完全リメイク……くる…の？　もしやそしてさらにⅦ-Ⅱとか…？（「クライシスコード」がちょっとかなりやりたい…PSPか…ザックス主人公ーー）（豪華版にザックスとクラウドのアニメがついていたって本当ですか）

そう言えばあと、社長ーーーー！ってなった。社長よかった。