七王国の玉座1&2
夏と冬ばかりが何年も続く「七つの王国」。かつての王ターガリエン家を退位させてから、スターク家、バラシオン家、ラニスター家ら王国の貴族たちは不安定な休戦状態を保ってきた。ところが、現在の王ロバートが幼なじみのエダード・スタークに補佐役「王の手」を任命してから状況は一変する。首都キングズランディングで渦巻く王権を巡る貴族たちの陰謀は、エダードとスターク家の子供たちを次第に巻きこんでゆく…。
- 作者: ジョージ・R.R.マーティン,George R.R. Martin,岡部宏之
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- 作者: ジョージ・R.R.マーティン,George R.R. Martin,岡部宏之
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いわゆるエピック・ファンタジー*1です。登場人物が多い上に視点はどんどん変わっていくし、列挙できるような燃え&萌え展開もないし、過酷な残虐描写にはときどき「うっ」っとなるし、「どのへんが面白いの?」って聞かれると「うーん?」と言葉に詰まるのですが、あえて言うならば「歴史」自体がものすごく立っているというか……残酷なまでの時代の奔流が右からも左からも怒涛の如く襲ってくる感じに、素直に「乗せられる」点がすばらしい。
あー続き、続き。早く続き! 続き読んできます。