ワードローブではなく
友達の家で澁澤龍彦の蔵書目録をみました。「澁澤龍彦が遺した蔵書1万余冊の全データと、多数の写真が織りなす空前絶後の蔵書目録。」とのことで、一切セレクトせずに蔵書の全てが載っているようなのですが、どうにもこうにも恐ろしいものですねモノですね…、これ。
ふつう、どう頑張っても、どの家にも、本当にどーしようもない本とか、誰が買ったかさっぱりわからない本とか、何冊かあると思うんです…。島耕作とか…っていうか漫画とか。磯野家の謎とか。あるじゃないですか。でも、ここにはそういうのが全くない。
なかばやけになって、一生懸命ページをめくって探して探して一冊だけあったのが「王貞治のひみつ」みたいな本で「……」ってなりました。素直にこれは信じられない感じできもちわるいですね…。でもこの程度蔵書もコントロールしなきゃいけないのかもしれない。しません。
そして酔っ払いながら「気持ち悪い気持ち悪い」言っていたら、
「あんたの家はそれ以前に気持ち悪い本ばっかりじゃないか。アレとかソレとか」
という旨のことを言われ、その時は酔っ払って流していたものの、あとから「ん?」となりました。おま、いつ見たんだーー!(カーッ)(基本的には隠していたはずなのに…)(まえに酔っ払って晒していた可能性は否定できない)
- 作者: 国書刊行会編集部
- 出版社/メーカー: 国書刊行会
- 発売日: 2006/10/01
- メディア: 単行本
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