Reading Baton
id:suitouさんからいただきました。ありがとうございます。い、いつも読んでます……!
お気に入りのテキストサイト(ブログ)
本当に、それは、アンテナに入れさせていただいているところ。ですが、会社で死ぬほど暇になっちゃったときは、松岡正剛の千夜千冊とホモミシュランを端から端まで読んでます。
好きな作家
かつて高村薫のド信者でしたが、いつからか斜め60度くらいを向いて正座して横目でチラ見するような今日この頃です。ここしばらくはオノレ・ド・バルザックのような気がします。
よく読むまたは、思い入れのある本
これ、明日になったら答えが変わっているような気もしますが、思い入れ(だいたい時系列)
年をとるごとに興味の対象が北畠顕家→佐々木道誉に(*´▽`)
- 高村薫「神の火」
なんで「神の火」なのか自分でもよくわかりませんが(地味なのに…)、大好きすぎてハードカバー初版とハードカバー内容改訂版と文庫版をしつこく揃えました。リヴィエラくらいまでの高村薫の本は思い出すだけで泣けてくる。ちなみに「李歐」文庫化あたりから右斜め60度にて正座、ですが、「年月なんか数えるな。この李歐が時計だ。あんたの心臓に入っている」(中略)「ああ……、心臓が妊娠したような気分だ」のことは時々遠い目になりながら思い出します。ずこー。
「容赦なく打撃を与えなさい、そうすれば人に恐れられます。男も女も、宿駅ごとに乗りつぶして捨ててゆく乗継ぎ馬としか、受け入れてはいけませんの。そうすることによって、あなたは望みの絶頂に達することができるでしょう(略)」
これ人生の標語にしたい(世間の荒波にいつも負けそうだから…)(すでに負けてる…けど…)
ちなみに勝手に申告するBL小説版「思い入れ」ですと
- 須和雪里「サミア」今は作者も遠くまで行かれてしまいましたが、これだけは何度読んでも泣ける。「いつか地球が海になる日」もいい…。
- 木原音瀬「嫌な奴」相手の男が嫌な奴なのかと思いきや、主人公も嫌な奴というトラウマな一本。他にも「黄色いダイアモンド」やら「裸んぼ三部作」も本当虎馬です。それらもあわせて木原さんは好きなのですが。
そんなこんなですが、特に最近はBLは漫画のほうが間口が広いなーと、思ったりなんだりも。