生きてるのか死んでるのかあやしいサイトになってきましたがこんにちは! たまには文化の日の日常日記でも。
1時に待ち合わせて友人と映画に行くはずが、この友人の遅刻癖のおかげで結局2時半に落ち合いました。遅刻があまりに毎度のことなのでこちらも一時間遅れ進行で準備をしていて、この友人は今更時間通りに来てもらっても困るというひどい相互理解で成り立っております。それで、恵比寿ガーデンシネマモーターサイクルダイアリーズを観にいったのですが、すでに7時の回しかチケットが残ってなかったのでそれを買い、それから時間つぶしを兼ねて代官山へと徒歩でお買い物に行きました。服好きの友人なのでだらだらと洋服を見ていくつか買いながら、bonjour recordsにいったり。coletteのCDシリーズの6が出ていたので激しく欲しかったのですが、4300円も現金がなかった……。高いよ、ボンジュール。カードも危険だったのでおとなしく店を出てきました。でも前回のように買いそびれるのは嫌なのですぐに買いに行かなくては…。あとbonjourは視聴がi podなのでしたが、時代から乗り遅れる傾向にあるわたくしとしては、使い方がわからないーー! なんだこの白いの。ちっちゃいからっていい気になるなよ。丸いところをうねうねさせましたが、一度も希望のところに辿り着きませんでした。がっくりしました。がっくり。どうせすでにMDなるものには触れないで一生過ごしそうな人間です。CDを聞く道具ったらパソコンしか持ってません。
それからご飯食べて、なぜか恵比寿駅の成城石井でヨハンのチーズケーキ買って、ガーデンプレイスで食べました。すぐ近くに子犬を連れた男性が居、「へえ、まだ3ヶ月なんですか」などとにこやかに会話を交わした後に、友人は「あの男は、あんな小道具で女をつろうとしてるんだ」などと小声でぶつぶつ言っておりました。なんだその穿った見方。けれど、こちらとしてもまっすぐ育ったような方とはお友達になれません。悲しいことです。
それでもって映画にいってきました。星印のついたベレー帽を被った二人組とかがいたり、「ああ、チェ・ゲバラがお好きなのですね…」という人もちらほら。あとはガルシア・ベルナルがはりーぽったーのラドクリフに似ていると声高に主張していた人も居ました。なんだと(不本意らしい。)内容はチェ・ゲバラの若き頃を描いたロードムービー。ちょっとドキュメンタリーの要素を取り入れつつも、わりとスタンダードな感じでしょうか…。ただ、旅の中で次第に感化されていくエルネストが非常にわかりやすく描かれていたかと。やや平易な感じもしましたが…。いろいろと穿ちすぎなのかなあ。あとラストのほうで川を泳ぐシーンなど、エヴァンゲリオンのラストがちらついてしかたなかったのですが…あ、様々な問題は私がオタクだからか……。それから南米大陸の映像がよかったです。一度は行ってみたいー。旅は、ロードムービー男のロマンだよなー! あ、音楽もいい感じでした。サントラ聞きたいです。
それからなんといってもガルシア・ベルナルが格好いかった。アモーレスペロスでも天国の口、終りの楽園でも思いましたが、やっぱり格好いいのです。天国の口、終りの楽園もロードムービーでしたが、そう言えばあのラストは借りてきたビデオを三回くらい巻き戻してその場面だけ見ましたよ…。映画を見ながら納得がいかずにもやもやしていた気持ちがあんなに上手く「落ち」たラストもあんまりなかった。うん。うん、まあ脳内妄想した上での理解ですが。
というわけでおおむね満足な一日でした。